弱視の早期発見、早期治療のための「STじゃんけんカード」

~ すべての小児科に、すべての保育園・幼稚園へ ~

「STじゃんけんカード」とは

「STじゃんけんカード」は、2歳児からでも視力検査が可能になるように、当法人の理事長(眼科専門医)が考案しました。
大人から子どもまで遊びで使っているじゃんけんを近見視力視標に使用して、専門的な技術がなくても看護師などの医療スタッフ、保育士さんでも検査可能です。
じゃんけんは、家族や友達と遊んだりしているうちに2歳くらいまでに自然と身についているもので、子どもの運動・精神の発達とも関係していることが知られています。 (参考文献 : 藤田政雄著:幼児のジャンケンの理解とあそび、お茶の水女子大学)
そのため、単なる視力検査としてでなく、精神発達の検査としても応用できます。

2種類の「じゃんけんカード」(近方視力検査)

検診用には、スクリーニング検査で十分です。どちらでも0.5以下の場合はすぐに眼科を受診させてください。

(注)この視力の数値は、ランドルト環による結果とほぼ一致しますが、絵視標ですので必ずしも同値ではありません。 視力の発達傾向を確認するためや、弱視を早期発見する目的の検査としては問題はありません。

「じゃんけんカード」による2歳児の検査率

小児用の視力検査視標にはいくつかありますが、じゃんけんカードのように2歳でも70%という高い検査率 の検査法はありません。じゃんけんカードは3歳以上であれば、ほぼ100%の子どもが検査可能です。 5歳以上であれば、どの検査法でもほぼ100%になります。でも、弱視の発見は3歳未満に、が理想なのです。

使用している保育士さんの感想
使用している大学病院眼科の感想
遊びをしている感じなので、練習もほとんど無しで、子どももいやがらずに検査に応じてくれます。 このスクリーニング検査で弱視の子どもを見つけました。不自由そうでなかったのに、近くが見えていませんでした。
予想以上に精度が高く、迅速に判断が出来るので、手放せない検査になっています。 遊びながら検査が出来るのが素晴らしいです。

どうして2歳でも視力検査が必要なの?

視力の発達は次の図に示すように6歳ぐらいで終わります。発達期が過ぎて発見された弱視は治ることが難し くなります。弱視治療は早いほど効果が大きくなります。そのために、3歳児までに弱視を見つけることが 大切なのです。

「じゃんけんカード」の検査方法

検査の手順は年齢や発達によります。発達に応じて、次のステップで行ってください。
三歳児健診では【検査方法1】で行い、出来なかったら【検査方法2】【検査方法3】で確認してください。 集団検診で視力チェックのみの目的で迅速に進めたいときは、【検査方法2】をおすすめします。
検査方法1
3つの視標を裏返しで持ち、その1枚で片眼を遮蔽し、通常のじゃんけんのように「ジャンケンポン」のかけ声で1枚の視標を提示して、子どもの出したじゃんけんの形で子どもに「勝った、負けた、あいこ」の判断をしてもらいます。
子どもが正しく勝負を判定できるかも発達評価に大切です。

じゃんけんしよう
ジャンケンポン
・・・勝った?

検査方法2
視標3つを提示して、問いかけた視標を選んでももらいます。
正解したら小さくしていきます。
グーはどれ?

検査方法3
視標の1つを提示して、手の指で同じ形を作ってもらいます。
大きな視標からはじめ、正解したら小さくしていきます。
お手手を出してみて。 この絵はどんな形かな? グー?チョキ?パー?

視力検査が出来なくてもメガネ合わせは出来るの?

視力検査が出来ないうちはメガネ合わせが出来ないと思っている人が多いのですが、それは間違いです。 ただし、すべての眼科で出来るわけではありませんので、赤ちゃんのメガネ合わせが出来るかどうかを確認 して受診することをお勧めします。
 
「STじゃんけんカード」の購入方法
(株)はんだやにご注文ください。このホームページを見たことをお伝えください。 販売の印税はすべて、ホスピタ医療啓発ネットワークの活動に使われます。

24枚フルセット    20,000円
9枚スクリーニング用  8,000円